【 夢 つうしん 】

私の日課は，皆さんもご存じのとおり，
毎朝，校門に立って皆さんや近所の方々に
ご挨拶をすることです。
時間は，7時40分から8時10分までの30分間。
時間の差こそあれ，これは中学教頭のときからの
習慣です。
その挨拶で，私が心がけていることがあります。
皆さん一人ひとりの目を見ながら，
笑顔で挨拶することです。
また，きちんと頭を下げることです。
何故なら，挨拶はこちらの「真心」を，挨拶する
相手に伝える表現手段だからです。
ですから，挨拶することはもちろんのこと，
挨拶の仕方も同じくらい大切なことだと，
私は考えています。
そんな私にとって最も幸福感を覚えるのは，
皆さんが私に，こぼれるような笑顔で挨拶を
返してくれるときです。
また，毎日，朝から放課後学校を出るまで，
皆さんは私と会うたびに，何度でも笑顔で
元気な挨拶をしてくれます。
そうしてもらうたびに，私はつくづく幸せな
校長だと実感しています。
私は皆さんの笑顔の挨拶から，たくさんの
エネルギーやパワーをもらっているのです。
挨拶はよりよい人間関係を構築する第一歩です。
皆さん，本校で送る3年間の学園生活の中で，
家族をはじめ周囲の人たちすべてに，自然に
笑顔で挨拶ができる習慣をしっかり身につけ
ましょう！
この習慣は，きっと皆さんの財産となり，
一生を通じて，円滑で円満な人間関係を，
ひいては豊かな人生を，皆さんにもたらして
くれることでしょう。
皆さんの各教室に掲げてある標語，
「笑顔の挨拶で一日を始めよう！」
を，今日も実践いたしましょう！
（学校長　野澤）