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変革期のうねりを取りに行く!!〜進路タペストリーを更新しました〜

2023年度大学入試結果を踏まえた2023年3月日本大学高等学校卒業生に係る進路実績のタペストリーが完成しました。

東京工業大学は,3年連続で合格者が出ました。そのほかの国公立大学では,東京都立大学・電気通信大学・東京農工大学などの首都圏国公立大学がメインでした。私立大学では,早慶上理が59名,GMARCHが185名の合格者が出ました。また,私立大学の薬学部も18名が合格し,健闘しました。

実は,今,大学入試は,何度目かの大きな変革期を迎えています。

ここ5年ほど,私立大学に対して「入学定員厳格化」が実施されていたのですが,平たくいえば,昨年,「厳格化が緩和」されました。GMARCHをはじめとする私立大学の(正規)合格者が一気に増えました。また,様々な影響がめぐりめぐって,地方の国公立大学も入りやすくなっています。詳しいデータは書けないのですが,GMARCHや地方の国公立大学とも,合格者下限値はかなり低くなってきました。逆に,横浜国立大学,千葉大学,埼玉大学などには人気が集中し,データ上では横浜国立大学と東北大学での逆転現象が起きている学部・学科もあります。そして,この傾向は今後も続くことが想定されます。

専門家の中には,「今後,指定校制推薦や公募制推薦等で早く大学合格を決めても,それより下位の成績の生徒が上位ランクの大学に受かっていく『逆転現象』が増加する可能性がある」と指摘している人もいます。

本校においては,「付属校としての安心感を持ちつつも,さらに上位ランクの大学にも進学のチャンネルを開いていく,いわゆる『ハイブリッド校』の時代が到来した!!」と考えています。

本校の特別進学コースで上位約40%以内であれば,GMARCH以上は十分に合格する可能性があります。また,上位約20%以内であれば,首都圏の国公立大学も合格する可能性があります。

このように,うねりの大きな変革期ではありますが,各種データの閲覧は可能です(「大学定員厳格化の緩和」で検索してみてください)。本校としては,難関大学の合格はごく一部の優れた生徒に起きる奇跡ではなく,多くの生徒の皆さんが十分に実現可能なものであると捉えております。

また,上位レベルの生徒の増加に歩を合わせるように,「進路指導に関する研修」「スクール・ポリシーに関する研修」など,教職員のレベルアップに向けたSD(Staff Development)研修も着実に成果をみせており,志を高く掲げている生徒の皆さんを迎え入れ育てあげる体制が着実に充実してきています。

本校生徒のみなさんも,本校を志望してくれている皆さんや保護者の方々も,この変革期のうねりを絶好の機会と捉え,さらなる高みを目指して上昇していきましょう!!

≪合格実績進学状況(2023年3月卒業生)≫

(星)


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